XBeeモジュールの使い方(Create a profileの使い方(その1))


 CTU では、Radio configuration のプロファイルを構成し保存や読込をする方法が2つあります。構成作業モードで作成する方法とプロファイルエディタを使用する方法です。構成作業モードを使用すると、コンピューターに接続されているデバイスのプロファイルを迅速に生成できます。

今回は構成作業モードを使用した作成方法を解説します。

 XCTU のメインウィンドウで、右上の歯車マークのタブを開き構成作業モードにしておきます。Radio configuration のProfile ボタンをクリックすると「Apply configuration profile」と「Create configuration profile」のメニューが現れます。ここで、Create configuration profileを選択します。

ここで、Create configuration profileを選択します。

ここで、プロファイルの一般設定を指定します。

上から順番に内容を説明します。

・Flash if firmware is different:対象デバイスのファームウェアバージョンがプロファイルで選択したバージョンと同じ場合、ファームウェアはフラッシュ(更新)されません。対象デバイスのファームウェアバージョンがプロファイルで選択したバージョンと異なる場合は、ファームウェアがデバイスにフラッシュされます。

・Flash always:ファームウェアイメージは常にデバイスにプログラムされます。

・Reset module to factory defaults before applying setting:設定を適用する前にモジュールを工場出荷時のデフォルトにリセットする場合は、このオプションをオンにします。

・Format existing file system:ファイルシステムをフラッシュする。プロファイルにファイルシステムを含める場合は、このオプションにチェックを入れてください。

・Use custom scrips for XBee Multi Programmer :XBee デバイスのフラッシュ時に、XBee Multi Programmer アプリケーションによって実行される事前スクリプトと事後スクリプトを含める場合は、このオプションにチェックを入れてください。

今回はデフォルトの状態でCreate profile をクリックします。

すると拡張子が.xpro形式のデータを保存するウィンドウが開きますので保存してください。

保存したプロファイルを読み込む場合は、Profile ボタンをクリックすると「Apply configuration profile」を選択します。

保存したプロファイルを選択し「開く」をクリックすると保存したプロファイルをロードすることができます。

 XCTU の構成作業モードは、コンピューターに物理的に接続された無線モジュールを構成する必要がある場合の適しています。このモードを用いることで、物理的に接続されたデバイスの構成プロファイルを迅速に生成できます。