XBeeモジュールの使い方(Create a profileの使い方(その2))


 今回はプロファイルエディタを使用した構成プロファイルの作成方法を解説します。

 XCTU のプロファイルエディタは、XBee デバイスの構成プロファイルを作成・管理・、編集するための多機能ツールです。プロファイルエディタは、構成作業モードを使用する場合と異なりXBeeモジュールを接続せずに新しい構成プロファイルを作成する必要がある場合に使用することができます。プロファイルエディタを使用すると、必要なすべての設定を定義し、将来使用するために保存できます。

 プロファイルエディタの使用 プロファイルエディタを開くため、XCTU のメインウィンドウで、「ツール」メニューから「プロファイルエディタ」ツールを選択します。

プロファイルの新規作成かロードの選択

 以下のウィンドウで新規にプロファイルを作成するか、既存のプロファイルファイルを読み込むか選択できます。ここでは、プロファイルの新規作成をするため左上のCreateボタンをクリックします。

ここで、プロファイルの一般設定を指定します。このウィンドウの項目の詳細は一つ前の記事で解説しているので省略します。 今回はデフォルトの状態でNextをクリックします。

 以下に示すウィンドウが開きます。ここで、プロファイルの一般設定を指定します。 自分が希望するプロダクトファミリーやファームウッッェア等を設定することができます。設定したらCreate profile をクリックします。

 すると以下のパラメータを入力するウィンドウが開きますので、パラメータを入力してください。

 例えば、CHをB、IDのを1234、CEをCordinator[1]に設定しました。

パラメータを変更すると変更項目が緑色にハイライトされ左側のチェックボックスが青色に変わります。

 パラメータを入力したらCreate profileボタンをクリックします。すると拡張子が.xpro形式のデータを保存するウィンドウが開きますので保存してください。

保存が終了すると以下ウィンドウが開き、Configurationのタブがデフォルトで開いています。

 Firmware settingsのタブを開いて修正したパラメータが変更されていることを確認してください。

 このようにしてプロファイルを確認することができます。今回は新規プロファイルを作成しましたが、既存のプロファイルがある場合はロードして内容を確認し、修正して保存することもできます。

 プロファイルエディタを使用することにより構成作業モードでプロファイルを作成する場合に比べて、より詳細にプロファイルを可視化することが可能となります。