XBeeモジュールの使い方(DigiMeshのMicroPython Terminal)


 今回はDigiMeshのMicroPython Terminalについて解説します。

 XBee3のDigiMeshのMicroPython Terminalで例えば以下のコードをペーストで貼り付けてみます。

import xbee
from machine import Pin, ADC
ADDR = b'\x00\x13\xA2\x00\x41\xAE\x36\x69'
adc_pin0 = Pin("D0", Pin.IN, Pin.PULL_UP)
adcx = ADC(adc_pin0)
while True:
    x = adcx.read()
    data= " {:.4d} ".format(x)
    xbee.transmit(ADDR, data.encode('utf8'))

 すると、以下の図のようにwhile True:の後のインデントがズレてしまします。ファームウェアがZigBeeの場合は問題なく貼り付けができましたが仕様が異なるようです。

 これは、ファームウェアがDigiMeshの場合はwhile Trueの後ろのコロン(:)でインデントを自動生成してしまうためです。そこで、以下のコードをペーストしてみます。

import xbee
from machine import Pin, ADC
ADDR = b'\x00\x13\xA2\x00\x41\xAE\x36\x69'
adc_pin0 = Pin("D0", Pin.IN, Pin.PULL_UP)
adcx = ADC(adc_pin0)
while True:
x = adcx.read()
data= " {:.4d} ".format(x)
xbee.transmit(ADDR, data.encode('utf8'))

すると、以下の図のようにインデントにズレが生じなくなりました。

 Digiが推奨する方法は、以下の図のようにMicroPython >>>プロンプトでCtrl+Eと入力して貼り付けモードに入ります。ここで、右クリックし、「Paste」オプションを選択して貼り付けます。コードがターミナルに表示され、各行には番号が振られ、その後に===が付きます。